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2006年2月24日 (金)

FASTの個性を生かしたいと思った

よけいな話題が入って、話がずれ込んでしまいました。実は我が家ではこういうことも進行中でした。久しぶりに、コラムに戻ります。

M300-01 パワーアンプにFASTのM-300/2を入れたことは書いた。ネットの評価ではインシュレーターも、電源ケーブルも変更の必要なし、改悪につながるだけというのが、定説だった。たぶん、そうなのかもしれないが、オーディオは結局、自分好みのオーディオ、自分好みの音に変わっていくもの。我が家では当初から電源ケーブルは変わった。ワイヤーワールドのSLP3にしてある。これはラックスの時から使っていたもので、けっこうお気に入り。ELPよりやや明るく、のびがあるが、ワイヤーワールド一族らしく陰も残っている。うちのシステムではM-300/2の付属ケーブルはややおとなしく、高域にかけての線が細かった。落ち着きがあるといえば、こちらでもよいが我が家の今回の変更は穏やかさを求めるものではない。結局元に戻して安心した。我が家のシステムにもなじんでいたのだろう。M-300/2の評価として高域の問題があげられるが、もしかしたらこの付属ケーブルの影響もあるかもしれない。我が家ではM-300/2には確かに高域の帯域で一本調子になるところが感じられた。ちょっと悪い例えだが、何やらクギでも一本入っていかのような硬い帯域が少しある。全体的には動的な音質なのに、この部分だけこのクギがつかえているみたいにノリよくリズムに乗りきれないからだ。電源ケーフルをSLP3に変えるとだいぶ気になならなくなった。しかし、その分電源ケーブルが一本足りなくなってしまった。

M-300/2導入後の調整ということで、もう少し書くと、ムジカライザーを外したことでストレートな音色は出てきたものの、やはり高域にザラッとした感覚が残るようになった。ムジカライザーを元に戻そうかとしばらく迷っていた。一方全く別なことだが、去年導入したクリーン電源装置CSEのE-100/2とPSオーディオのUltimate Outlet はともにヒューズボックスが見えていて、交換が容易なようである。ASB-9999も同様だった。価格も安いし、以前から試してみようと思っていたヒューズ交換を行ってみようと考えついた。オーディオ用ヒューズも最近はいろいろ出ているが、やっぱり今は明快、明晰な音を目指しているのでエンジェルポケットの「コバルトヒューズ」を選択。届いたヒューズにはSETTEN PROを塗って差し込んでいく。当初、目覚めは悪かった。明快、明晰な音を目指したのに、どうもドンヨリ、モコッとしていてスッキリ来ない。ただ、SETTEN PROを塗るとたいてい1日ぐらいこんな音になってしまうことがある。どうも塗り方が下手で、厚く塗りすぎるらしい。ハケについたよけいな液も落として、薄く塗っているつもりだが、根が田舎ものなのか薄いと効果がないような心配性の部分が内面に隠れているらしい。でも、そんな状態でも1日くらいすると音はスッキリと伸びやかさを取り戻して安定してくるのがいつものことだから、SETTEN PROがなじむまでしばらく待ってみることにした。翌日。確かに昨日のドンヨリ、モコッとした感じはなくなってスッキリ見通しのよい音が戻ってきた。でも、より明快、明晰の音になったかというと実はその点では期待したほどには変わらなかったのだ。まあ、今回は直接機器のヒューズを替えたのではなく、電源系のヒューズ交換なのでそんなものかもしれない。と思いながらも、先の話しに戻っていく。ムジカライザーをとりのぞいて気になっていたざらつき。実はこれが解消された。デジタル的な1音1音に角がつく感じが取れて、質感が少し滑らかになった。ムジカライザーにあるアナログっぽい柔らかな感触ほどにはならないが、それはそもそも今回目指す音とは違う覚悟なわけで、わずかでもざらつきが目立たないということが何よりうれしい。

Dvc00008 他にもアンプの足元も御影石と自家製ブチルゴムインシュレーターの土台にクリプトンのインシュレーターを置くという組合せにした。これは写真のとおり、設置の都合上ラックスのM-7の上に置かざるをえなくて本来の実力を発揮できないのではないかという思いもあった。御影石と自家製ブチルゴムインシュレーターは我が家の隠れた標準セットでどこに使っても変なクセが乗らず、ブチルゴムの柔らかさが振動を吸収してくれて、その上の機器もどっしりと動かなくなる。我が家のスピーカーもいろいろと迷って結局自家製ブチルゴムインシュレーターに戻ってしまった。クリプトンのインシュレーターをはさんだのはブチルゴムが熱に強いわけではないのでの直接アンプを載せるには不安があるから。それにクリプトンをはさんだ方が少し音の芯もしっかりとする。自家製ブチルゴムインシュレーターは面積が大きいので、クリプトンをはさんだ方が接点が絞られるせいかもしれない。このセットに変えて立ち上がりがよくなったと思う。気のせいかもしれないが、アンプだけフライング気味な気がして気持ち悪かったので、結局マルチプレーヤーもAVアンプも御影石と自家製ブチルゴムインシュレーターの足に変えてみたらさらによくなった。こういうのもそろえた方がよいのかもしれない。立ち上がりの早さと自由な伸びやかさがある。元の状態より少し高域が立っているかもしれない。でも、それなりの魅力もあると思う。当面はこれで行くことにした。

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コメント

 はじめまして、ブログ主様と同じく、ダイヤトーンのスピーカーをFASTのアンプで鳴らしている深川在住のたくみと申します。
 M300の電源ケーブルは結構悩みどころですよね。私は根岸通信の電源ケーブルを使ってます。TUNAMIやワイヤーワールドにも興味はあるのですが、現在のところはコストも考えて根岸で落ち着いてます。

投稿: たくみ@深川 | 2008年11月 9日 (日) 09時04分

たくみ@深川さん

はじめまして。ダイヤトーンとFASTの組み合わせはなかなか聞かないので、同じ仲間がいるとうれしいです。

FASTのアンプはケーブルも込みであの音だということで変えている人も少ないかもしれません。でも、これも個人の楽しみですよねぇ。我が家はこのあといろいろ変遷もあって、今はシマムセンで組んでもらったTUNAMIです。SLP3の方はプリに取られました。(^-^;

ダイヤトーンも今や知らない人の方が多いかもしれません。我が家のDS-8000Nはネットでも使っている人があまり出てきません。ちょっと淋しいです。まぁ、ダイヤトーンらしからぬダイヤトーンではあるんですけど。うちの音は、この組み合わせのイメージで思われる音よりだいぶ柔らかいと思いますね。モニター調の直線的な音とはだいぶ離れてきたのかなぁと我ながら思う今日この頃です。

投稿: 駅長 | 2008年11月 9日 (日) 12時09分

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