モンスータズ・ーインク 再び
発売時も高画質で評判だった「モンスターズ・インク」ですが、久しぶりにみる機会がありました。制作は2001年ですから、デジタルの世界でいえば、過去といつてもいいくらいですねぇ。本来ならBlu-ray版で紹介したい作品ですが、残念ながらまだまだ発売されないようで。
以前は、画質もよいし、ストーリーも楽しいし、何度もよく見たタイトルのひとつでした。チェックによく使ったんですよね。でも、最後に見たのはいつだったか。。。。
確実にいえるのはPS3では初めてということ。当時から機器の変化はそれくらいだと思いますが、セッティングの煮詰めやNESPA Proの使用など、他にも少しずつ変わったはずです。
そう、なんでこんなことを書いているかというと、いやー、「モンスターズ・インク」ってこんな映画だったのかと思うほど印象が違ったからです。
当時話題だったサリーの毛並みのすばらしさはよくわかっていますが、
今回はそれ以上に他のモンスターたちの肌の質感、光沢感が本当に素晴らしい。1人ずつ(というか・・・)みんな違うんですね。ツルツルしてたり、てかってたり、ビニールっぽかったり、粘土のようだったり、と、それぞれがちゃんと違う。
作業用のヘルメットはまた違う質感だし、非常ベルもまた違う。もちろん、サリーの毛並みは以前にも増して細かいし、サラサラ感が際だって見えます。
シーンごとの光のあたり加減も絶妙で、モンスターたちもみな立体的に浮き上がって見えるんですね。どれもがすごくよくできた人形みたいです。
同時に音もすごくよい。メリハリがきいていて、ひとつひとつの音が立っている。
アニメ作品は全てが作られたものだからはっきり聞こえても当たり前なんですが、BGMを背後に回しながら、セリフをしっかりと前に出しているので、モンスターたちに血が通うんです。
音のデザインはセンタースピーカーをフルに使う作り方ですが、バスルームや工場など音の響く場面も多いので、何でもないシーンですも、サラウンドが全編に行き渡っています。サリーが飛んだり走るたびにボンボンと響く音もアクセントですね。特にサリーが社長に頼まれてシミュレーションルームで吠えるシーンは低域まですごい。
最新のタイトルと比較すれば、映像も音も逆に濃すぎるくらいで、映像は輪郭が効きすぎているようにも感じます。最近の作品はむしろ輪郭もなめらかで、キャラクターと背景がもっとなじんでいるというか、自然な感じになってきていますね。
音の方もメリハリは聞いていますが、レンジがやや狭くて、中域に音が集められている感じがするでしょうか。こちらもちょっと強調しすぎなのかもしれません。しかし、そうしたところも含めて、やっぱりよくできた作品でした。
以前の我が家はこうしたものがよく表現できなかったんですね。映像も音もSNが上がっているし、表現が深くなったことが実感されました。少しずつよくなっているとは思いながら、いつも似たようなディスクを使っていると、こんなに変わっていたのかって、気がつかないものですね。そういう意味でもちょっとうれしくなりました。実は、最近、昔と印象の異なるディスクがいろいろあって、「モンスターズ・インク」もちょっと引っ張り出してみたんです。でも、そうなればやっぱり早くBlu-ray版でも見たいものですねぇ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)








最近のコメント