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2007年11月29日 (木)

大阪ハイエンドショウ 2007 大場商事のイベントに魅了される

 大場商事といえば、これまた超ハイエンドの数々を輸入している代理店。通常のデモ会場はいつも満員。といって、どの製品も私の手の届くようなものでなし。夢のまた夢の世界ですから、足も遠のいて、とうとう最後のイベント企画でようやく音を聞くことになりました。

 このイベント企画は傳さんが機器の構成をされたそうですが、イベントですから、それぞれが自慢の一品を選んでいることに代わりはありません。では、そのビックリする構成はというと、まずはプレーヤーにはデジタルの王様dcsから最新のScarlatti Transport、Scarlatti DAC、Scarlatti Clockのセット。Scarlatti TransportはエソテリックからVRDS-Neoを外部供給された初めての製品ということで話題です。ちなみに、これだけで9百万円をこえるというとんでもなさ。

 プリはNagraのPL-Lという管球式のものを使います。管球管を使っているといっても本体はものすごく小さくてビックリするんですが、メカメカしいフェイスも個性的で、機械好きにはたまらないデザインであることに違いないと思います。このプリはおもしろいことに信号回路の入力から出力が一方通個で、向かって左から入力して、右から出力するという変わり者です。本体は小さいんですが、ケーブルのプラグが左右に飛び出す形なんですね。価格は120万。

 パワーアンプは銀色に輝くJeff RowlandのModel312。Nagraとは対照的にものすごく巨大で真四角なボックスがデンとあります。見るからに邪魔で、家庭ではケンカの元になること間違い無しなんですが、銀色に輝くフェイスでほんの少しだけ救われています。少なくとも部屋に機械が置いてあるという雰囲気が和らぎます。これは1000W出力だそうですが、最近話題のデジタルアンプなんだそうです。ステレオアンプなのが救いですが、価格は250万くらい。

 最後のスピーカーはAvalonで、こちらは今回Indraでした。Avalonの中では比較的購入しやすい価格で、ペアで300万。見た目は見るからにAvalonだし、最上級ではないにしても、普通なら全く不満のないスピーカーですね。ちなみに、ケーブルはカルダスでしたね。

 さて、この組み合わせなのですが、どのような音になると想像できますか。

  

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2007年11月26日 (月)

大阪ハイエンドショウ 2007 ティール CS3.7 これは地球製なんだろうか

 去年はプロトタイプということで発表されたティールのCS3.7ですが、今年もまだ完成とは言えないのか、微妙な立ち位置なようで。。。ほぼ完成品ということでした。こちら進行が傳先生です。私はちょっと遅れてブースに入ったので、今回は立ち聴き。位置も悪かったので、音を云々と言える状況ではなかったということを最初にお断りしておきます。

 ということで、外見の感想からですが、去年とはデザインは全く同じ。しかし、どうしてこの鍋ぶたのようなデザインがよいのかが、正直よくわからない。どうも私には近未来のセンスがないようで、このスピーカーを部屋に置いて音楽を楽しむにはかなり抵抗感がありますねぇ。最新の技術なんでしょうが。リビングに置くよりもむしろ本格的なオーディオルームにおいて、その個性を積極的に生かす方がよいんでしょうねぇ。音の方は他のサイトとは評価が分かれるようで、私としてはまだこの新しいユニットの高域をどう扱えばいいのか、ティールもよくわかっていないのではないかとちょっと思ってしまいました。このスピーカーも音のつながりでいうと、モニターオーディオMAGICOエラックと同じように非常につながりはよくて、目指すところは同じなのではないかと思いましたが、この順で、エラックよりもさらに高域にエネルギーがよっていると思います。このため結果としては、もっともスピーカーらしいスピーカーになってしまいました。音は繊細系で分解はよいし音もたくさんあるし、たぶんユニットが相当軽いんじゃないかと思うような反応の良さがあるんですが、ちょっと音に座りというか、落ち着きがない。確かに、音そのものの質感はエラックよりは上品で、決して悪い音ではないんですが、何かが足りない。よく言えばとてもゴージャスな音で、華やか、きらびやか。天井でミラーボールが回っている感じ。これが下品なうるさいスピーカーならキャバレーになるんですが、さすがにそうしたところはなくて、むしろ上品な質感でそう聞こえることがおもしろい。私は、NHKの紅白歌合戦か、なんとか歌謡ショーのステージを思い浮かべてしまいました。決してジャズクラブではない。こちらも密閉型のエンクロージャーですが、MAGICOに比べるとあきらかにガチガチに固めてあるので、響く感じはないです。低域はもうちょっと量感を出してもいいんじゃないかと思いますね。

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大阪ハイエンドショウ 2007 MAGICO V3

 エレクトリのブースではMAGICOのV3を聴くこともできました。去年は同じMAGICOでも、Model6という超超大型のスピーカーが置いてありましたが、まあ、あまりの大きさに、価格のすごさに驚くばかりで、もう完全に別世界な印象でした。なので、音も聞かずじまい。評判はよかったし、せっかくだから聴きたいとは思ったんですが、試聴のタイミングが合いませんでした。一方、小型ながらもその美しさと音の良さで人気のMiniもありますが、こちらはこちらで小型愛好者でないと、この小ささに100万円はある意味別世界。なかなか縁がないMAGICOなんですが、ようやく当たり前の大きさ、一般家庭にもなじむ工芸品のような美しいデザインで登場してくれました。それがV3。私の年代などは仮面ライダーばかりが思い出されるのですが、あちらは赤と緑の派手派手なヒーローだったのですが、こちらはシックで、上品。価格はペアで300万だそうで、ATCの100SLPTよりもさらに高額になるわけですが。。。

 はじめはPASSのXA160.5でドライブされていました。プレーヤーはKALISTAですね。最初は女性ボーカル。素直で、柔らかい歌声が響きました。その歌声の素直さ、なめらかさに驚きました。今年は最終日の後半まで100SLPTのあまりの良さにあとはどうも冴えない感じに聞こえたところが多かったのですが、最後になっておっと思うスピーカーに出会えました。上から下まで非常に音がそろっている。適度に暖かくて、適度につややかで、適度に音の芯が入っている。このバランス感覚は非常に素晴らしい。このMAGICOのV3やモニターオーディオのPL300あたりは上から下まで非常に引っかかりがない音で印象的でした。それだけを比較すれば100SLPTは中域のユニットにサブウーファーとスーパーツィーターを付けたような音の作りに思えてしまうくらい。もちろん、100SLPTだって、そんな音には聞こえないんですが、そういわせるくらいにつながりがよい。外見はウーファーが他のユニットと離れているので、視覚的にもバランスが悪いし、こうしたものは低音はどうなのかと心配になるんですが、全くそんなことはない。確かに、派手にドスドスという低域ではないんですが、きちんと締まった低域がちゃんと伸びている。これはこのスピーカーが密閉型だということと関係があって、最近多いパフレス型の低域とはやはり違う魅力があるわけです。このしまった低域がV3を下品な音の柔らかい、工芸品だけのスピーカーになりがちところを助けている気がまします。

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2007年11月21日 (水)

大阪ハイエンドショウ2007 ATC100SLPT その2 アンプもいろいろ

 エラック、モニターオーディオと書きましたが、初日の最初に聞いたATC100SLPTの印象があまりによくて、どうもその他のスピーカーがいまいちピリッと来ない。今年は正直その印象が後半まで続きました。なぜなら、そのあとにも聞いた100SLPTが中押しの形で、やっぱり非常に印象がよかったからなんです。

 ということで、輸入元のエレクトリさんの部屋に行ってみると、今年のエレクトリは本当に粒ぞろいという印象です。スピーカーはこの100SLPTの他にMAGICOのV3があり、アンプはPASSに、アンプジラ、HEGEL。プレーヤーはMetronomeのKALISTAがあります。MAGICOのV3についてはまたあとで書きます。今回はATC100SLPTに絞って書きますね。

 で、エレクトリの部屋のセットはアンプがPASSのXA60.5というモノのパワーアンプとX0.2というこれも3つの箱にわかれたプリアンプで駆動されてました。プレーヤーはMetronomeのKALISTAとC2A Signatureです。デザインは一見シンプルなんですが、箱の数だけはなぜかいっぱいになるという驚異のシステムです。CDを聴くだけでここまでたくさん箱がいるのかと。。。。これでSA-CDがかからないのが不思議なくらい。

 このセットで聴くとATC100SLPTがより情感豊かに、奥深い印象の音で鳴ります。基本的に後ろに音場が展開するタイプではありませんから、奥深いといっても、消極的なおとなしい音ではありません。むしろ、積極的に音楽であろうとする姿勢を感じます。ああ、こういう音は落ち着くなぁと素直に思います。しかも、何を聴いても足りない音がない。高域の伸び、レンジの広さ、しっかりした音楽の骨格は100SLPTの良さでしょう。PASSのアンプにすると低域が少し柔らかく、音楽としての奥ゆかしさが出てくる感じがします。そのくせその低域にゴリッという芯が出る。ここがいいんですよね。単に柔らかいだけだとフニャッとししてしまうんですが、きちんとグリップしているから、ゴリッとしたベースの弦の強さとか、ドラムのアタックとかがしっかりしている。音の線としては太めです。これもPASSの持っている特徴でしょう。太い筆で音楽を大胆に描き上げていく感じがします。なので、繊細な音楽の精密さとか、空間の巧妙な展開を求める人には別な選択肢が必要です。でも、私は個人的にこういう音が好きなんです。音楽の存在感が心地いいんですね。ずっと聴いていたいと思いました。ジャズも、クラシックもよかった。もちろん、ボーカルも胸にしみました。

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2007年11月17日 (土)

大阪ハイエンドショウ2007 モニターオーディオ PLATINUMシリーズ

 今回ぜひ聴きたかったスピーカーにモニターオーディオのPLATINUMシリーズがありました。我が家はモニターオーディオのゴールデンリファレンスセンターを使用していることもあって、個人的にもなじみがあるというか、関心のあるスピーカーメーカーです。ゴールデンリファレンスセンターはメタルコーンが使われているのですが、そんなことをちっとも感じさせないしっかりとした中域を持っています。非常にニュートラルでいて、高域から低域まで音の出方がそろっているのがよいところ。フロントはダイヤトーンのDS-8000Nですが、センタースピーカーとして個性を主張することがないのでとても使いやすいです。セリフの担当が多いわけですが、音の立ち上がり、下がりも早く、変にもたつくことのない点も気に入っています。センタースピーカーだから中域重視などと思うと、どうも声がもっさりする気がします。きちんとしっかりしたバランスで鳴るスピーカーの方がよいと思います。今回のPLATINUMシリーズはそのゴールデンシリーズよりもさらに上、モニターオーディオとしては最上級のシステムになります。すでに雑誌などでも取り上げられていますが、ユニットは全て新設計。ゴールデンシリーズはユニットにゴルフのティンプルのようなくぼみがつけられていて、それが音のくせっ気を取ってくれるという工夫がありましたが、今回はツルツルの美肌ユニットになりました。ティンプルのデザインも個人的には好きだったんですが、こちらは見るからにエンクロージャーの仕上げも違いますし、すっかり近未来的なイメージに変わっています。高域はモニターオーディオ初のリボンツィーター搭載です。こうして全てを新しくして頂点を目指したわけですね。勇気のある決断です。そのスピーカーをぜひ聴いてみたい。そういう思いがうずうずしていました。

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2007年11月16日 (金)

大阪ハイエンドショウ2007 ELACの蒸留水のようなスピーカー

Elac01  大阪ハイエンドショウは会場がハートンホテルなので、試聴会場が宿泊用の部屋であることも多いのが特徴です。狭い部屋に試聴用の椅子が3つというところも珍しくありません。こうした小さな部屋に最もなじんでいるといえば、yukimuさんが扱うELACが筆頭に上がるような気がします。この写真を見てください。本当に美しいじゃありませんか。黒く光るエンクロージャーに銀色に輝くユニットの何とも言えない組合せ。

このFS247とBS243は今まで見たことのない幾何学的な模様で形作られたユニットが特徴的なのですが、そこから出てくる音のまとまりの良さ、素直さには感心させられます。このユニットを見ているとスパイダーマンのコスチュームを思い出してしまうのは私だけでしょうか。こうした奇をてらったようなデザインがくると、たいていは高域がうるさかったり、ジャカジャカしたりというイメージなんですが、まったくそういうことがないという本当におもしろいメーカーですねぇ。

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2007年11月14日 (水)

大阪ハイエンドショウ2007 エリプサ 「楕円形」という名前 その2

Photo  初日はもうひとつ印象に残らなかったソナスファーベルのエリプサですが、このスピーカーをどう鳴らすかというのはいろいろ考えてしまいますね。初日のイベントでは組合せも傳先生が考えたそうですが、柔らかく美しい音のするエリプサですから、これを管球アンプで鳴らしたいと考えるのはとても自然な発想だと思うのですが、今度はその柔らかさに溺れて、締まりがなくなる。傳先生もそういうことをやはり考えるそうです。傳先生といえば、美しく繊細で、かつ分解能のすぐれた透明感溢れる音を聴かれているというようなイメージがありますし、柔らかすぎる音を好まないのはそうだろうと思います。しかし、これが柳沢功力先生だったらどうかというのも興味のあるところ。大阪ハイエンドショウでは柳沢先生の企画ももちろんありました。柳沢先生がエリプサのために選んだのはクレルのエボリューションでした。プレーヤーはアキュフェーズのDP-700。柳沢先生もやはりどこかで締めるところがないと、このスピーカーの良さがかえって薄らいでしまうと考えているのでないかと思います。

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2007年11月10日 (土)

大阪ハイエンドショウ2007 ATC 100SLPT その1

100slpt  そして、次に接続されたのがATC100SLPTです。試聴の組合せはワディアとクレル。最初に登場するのは傳先生が紹介された松本俊明さんというピアニストのディスクです。今回私は傳先生のデモに何度も行くことになったのですが、必ずといっていいほどかけられたディスクの1枚。松本さんは現在アメリカで活躍中とのことですが、ピアノがベーゼンドルファーを使っているとのことです。私はクラシックにまったくうといのでよく知らないのですが、一般のピアノに比べて1オクターブ分低域に伸びているピアノだそうで、大きさも2メートル90センチと大型になるそうです。その分だけ低域の響きがましますから、音は深くなるが、高域の音を強く弾かないと低域に負けてしまう難しさがあるらしいです。曲はオリジナルとのことですが、試聴は1曲目の京都をイメージした曲だとか。とにかく、このディスクがかけられた瞬間、その音の深さ、濃さにビックリしました。もちろん、ディスクの音の良さもありますが、音の表現がしっとりとしていて優しいのに、輪郭や実在感がすごくしっかりしている。高域も伸びているし、低域もちゃんと出ている。なるほど、ベーゼンドルファーのピアノの音は少し太めで明確さよりは音楽の質感を大事にした響き。それをうまくとらえて表現していると思います。曲は宮崎駿の世界をイメージさせるような懐かしさと温かさを感じさせますが、100SLPTのもつ中域の良さが見事に生きている。まさかATCがこんな音を出すとは思わなかった。ATCの音は実は久しぶりです。昔聴いたときはただただまじめな音だった。中域中心で、やや窮屈と思えるくらいに音の伸びも抑制していた。律儀でやや硬めで、骨格のしっかりした音だったけど、あまり楽しいとは思わなかった。それがこんなに表情豊かに、しかも以前感じていた「まじめさ」の枠をすっ飛ばして、伸びやかに鳴るとは思わなかった。肩から重い荷物をすっかり下ろしたら、鍛えられた筋肉の躍動感と内面の辛抱強さが、そこにあったという感じ。それにしても中域の奥深さは、むしろ先のエリプサで聴けると思っていたのに、本当によかった。それに比べると先のエリプサの方がちょっと淡泊で、表面的。情感の薄い鳴り方と思えてしまう。100SLPTはその後もディスクを変えて、ジャズもクラシックも非常に魅力的。元気なハツラツさやドラムのアタックの厳しさも素晴らしくよく表現してくれましたし、音のつながりよく、なめらかで潤いのある質感を失わないのもよかった。

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2007年11月 8日 (木)

大阪ハイエンドショウ2007 エリプサ その1

Oosaka  11月3日と4日の2日間、大阪ハイエンドショウ2007に行くことができました。昨年も行ったんですが、四国からのお出かけですから、ホイッと行くわけにもいかないんですよね。昨年は、翌週にもあった大阪オーディオセッションにも出かけられたんですが、今年はこのハイエンドショウだけの参加となります。両者の違いはハイエンドショウが基本的には輸入元を中心とした外来機種中心、オーディオセッションか国内メーカー中心ということになります。例外としてアキュフェーズとラックスなどがハイエンドショウの側に参加しているのですが、アキュフェーズとラックスはハイエンドショウを最初に企画提案したメーカーということのようです。この2日間、たくさんの音を聴かせていただきました。朝から晩まで音漬けだったのですが、今年の印象を先に書いておきますと、今年はどこもそれなりによい音だったなぁと思いました。総じて平均点が高く、聴いた限りでは嫌になる音はありませんでした。だから、とてもおもしろかった。感心したし、驚いた。とてもよいショウでした。

 私の行った3日はハイエンドショウとしては2日目にあたります。初日は金曜日なので行けませんでした。3日も朝5時に起きて、特急と新幹線を乗り継いで大阪入り。なんとか最初の企画イベントに間に合う時間にたどり着くというスケジュールです。まずはこのイベントから触れたいと思うのですが、今回のハイエンドショウでは1つスピーカーを、いろいろな組合せで聴くことができたというのが収穫で、この朝の企画はまさにその皮切りにふさわしいものだったからです。

2  この朝の企画は評論家の傳信幸先生を中心に、アキュフェーズとアクシス、エレクトリ、ノアがそれぞれ代表機種を持ち込むという4社の共同企画でした。プレーヤーはアキュフェーズがDP-700アクシズがワディアの581というSACDプレーヤーをそれぞれ用意。スピーカーはエレクトリからATCの100SLPTを、ノアがソナスファーベルのエリプサを出します。アンプはエレクトリのHEGELのプリとパワーのコンビ。アクシズがAyreの薄型のパワーアンプと、クレルのエボリューション302と202のコンビをそれぞれ出してきました。一見して豪華絢爛な布陣ですね。この冬の新製品がずらりと並んでいます。

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2007年11月 2日 (金)

この話は、ある女の子にまつわる話だ スパイダーマン Blu-rayBOX

 Blu-rayもまだまだHD DVDとの競争を繰り広げているようです。8月には「Mi:Ⅲ」や「ドリームカールズ」などを発売してきたパラマウントと、ドリームワークスがHD DVDとの長期契約を結んだようで、Blu-rayの制作をしばらく注したという悲しいニュースがありました。期待していた「ザ・シューター」や「トランスフォーマー」がBlu-rayで見れなくなったのは本当に淋しい(「ハリーポッター」シリーズも初期3作が発売延期となったし)。ただ、年末にはBlu-rayでも話題のシリーズ作品がいっぱい出てくるということで、これからの発展を期待したいところです。

Spiderman  その先陣を切って登場したのは「スパイダーマン」のトリロジーボックス。孤独で、切ないヒーローとして登場したスパイダーマンもとうとう最終章になったわけです。ドジで、間が悪くて、何かにつけてさえない冴えない青年だったピーターが、科学技術によって生み出されタスーバースパイダーに右手を噛まれてからはや5年。叔父さんの死、親友の父親との決闘、幼なじみのメリー・ジェーンとの恋、大親友ハリーとの葛藤。スーパーパワーを手にいれたものの、ヒーロー稼業の忙しさに追われて私生活はボロボロ。職にも就けないし、ボロアパートの家賃も払えない。大事な叔母さんの家さえも銀行にとられてしまう始末。さまざまなことがあった5年間でした。ヒーローといっても所詮は20才そこそこの青年であり、戦いだって荒削り、あちこち壊したり、滑って転げてみたり、壁から落ちてみたり、時にはスランプに陥ったこともありました。個人的にいうと、この冴えないヒーローは、もう一つスッキリしないフラストレーションの固まりで、いまいち感情移入できないヒーローでした。ピーターはどうも自らわざと不幸に陥っていくような不器用人間なんですよね。普通なら上手に、おいしいとこに飛びつくところを、わざと悪い方を選ぶ。暗い方に行く。だから、物事がちっとも明るくならない。ネガティブ思考のヒーローなわけです。映画の1と2は、ともにそうしたものかどこか引っかかって、心底楽しめない作品でした。ピーターか惹かれているメリーだって、最初は不良のガールフレンド、次はスターを夢見て、気がつくと宇宙飛行士と婚約・・・どうも軽いじゃないですか。キルスティン・ダンストもどこか癖のある顔立ちで、普通のヒロイン像とちょっとずれているし。公開当時から最新のCGは話題でしたが、こうした理由から我が家で上映されることはほとんどないという作品になっていました。設定はほぼ同じなのに、何につけポジティブなスーパーマンとはまるて違うヒーロー映画。。。

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