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2007年12月30日 (日)

今年の我が家のナンバーワンディスクは・・・ 映像編

 映像の方も今年は盛りだくさんでした。Blu-rayの登場も話題。我が家も今年は買うのはBlu-rayばかり。DVDで買ったのはBlu-rayでは出ないと分かったものだけという具合。それで今年購入したBlu-rayディスクも20枚を超えました。特に後半は話題のボックスセットも目白押し。ということで、映像のナンバーワンを上げるとすれば、こちらも文句なしで「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」。今やストーリーを説明する必要もありませんね。クラーケンに飲み込まれたジャック・スパロウ船長を助けるために、世界の果てに向かうエリザベスとウィリアム。世界を覆い尽くそうとする東インド会社の脅威。追い詰められ集まる海賊たち。そこで繰り広げられる取引に次ぐ取引き。裏切り裏切られの複雑な人間関係の中、とうとう海賊たちと英国海軍による嵐の中の大海戦が始まる。もう全編が飛んで、はじけて、走りっぱなし怒濤の169分。全てがてんこ盛りで、何を考える間もなく、圧倒されるままに終わるという素晴らしい体験ができました。本当にこれはすごい。やっぱりBlu-rayの華やかな映像と派手なサラウンドを体験しなければもったいない。それにはこれ以上ふさわしいディスクはないでしょう。映像はさすがに最新映画だけあって緻密で立体感のある画像。時にCGがCGっぽく見えたりするのは、もう全てCGですから仕方がないところですが、まあ、何を見てもよくここまで作り込んだなぁと思うシーンばかりですね。音の方も盛大。細かいところでは風と波の音がいつもあるのですが、世界の果てのシーンでは一転して静寂の中。ラストの嵐のシーンは飲み込まれるんじゃないかというほどすさまじさ。

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今年の我が家のナンバーワンディスクは・・・ 音楽編

 年末年始の「今年を振り返るシリーズ」ですが、たぶん今年の更新はこれが最後でしょうね。ということで、今年我が家でよく聴いたディスク、よく見たディスクをご紹介したいと思います。

 なんて、思ったんですが実はよく聴いたディスクをいろいろ考えると去年ほどパッと思いつくものがないんです。確かに今年はよく聴きました。いいディスクもたくさんありました。今年は話題の高音質ディスクと言われるものをたくさん聴きました。だから、当然どれも満足度は高かった。しかし、では「これぞっ」というディスクを上げるとなるとなかなか上がらない。我が家は基本的に1ヶ月でローテーション交代となりますが、お気に入りディスクはこのローテーションを超えて、試聴コーナーに残り続けるのですが、今年はそうしたディスクがあまりなかったと思います。むしろ、いろんなディスクを次々に聴きいたという1年だったかもしれません。ということで、今年はちょっといつもと違うディスクたちを紹介したいと思います。

 その変わったディスクとなると、まず今年の前半によく聴いたのはベースが特徴的な「14 YearsAfter」。広島のASCというグループが独自に作ったディスクなんですが、小さな空間にしっかりとしたベースがドシッと座っていて、ベースの楽しさが満喫できます。ジャズ喫茶の店内での録音ですから、ときおり会場のいろいろな音がひろわれているのもライブの雰囲気があって楽しい。

 有山麻衣子さんのディスクも一時期よく聴きました。クラシックの歌い方などはよく分かりませんが、素直に透き通る歌声が、ホールの響きの中で上手くとらえられていて気持ちよかった。「14 YearsAfter」が直接音中心だったのに対して、こちらはまた別な魅力がありました。

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2007年12月26日 (水)

今年を振り返れば・・・ その2 センタースピーカーにこだわる

 PS3の導入はやがて来るハイビジョン環境、次世代サラウンド環境への布石に他なりません。年末には一気に我が家のシステムを入れ替える。そのために費用の方も少しずつ貯めて準備してきたつもりです。そうなると今年はあまり大きな買い物はできません。特に現在使用している機器は手をつける時期ではないわけです。しかし、一方では打てば響くPS3のおかげでさまざまな刺激を受けましたから、他にもなにか対策できるものはないかと探し回る1年でもありました。

 我が家でいつも気になっているのはセンタースピーカー。「音楽・道楽」を長くご覧の方は、まだ悩んでいたのかとビックリされているかもしれません。ええ、悩んでいるんです、相も変わらず。Blu-rayになってより真剣に、より集中して映画を楽しむことも増えました。それだけの画力、音力を持っているのがBlu-ray。そうするともっと欲が出てくる。最近どんどんセンタースピーカーの役割は重要になってきていて、下手をすると映画もほぼセンターを中心に展開するという作品もよく見かけるようになりました。そうすると私の希望としてはもっと深みのある、しっかりとした音で聞きたいと思うようになりました。特にセリフの肉厚感というか、ふくよかさがもっとあっても良い。我が家のモニターオーディオ GoldenReferenceCenterはどちらかというと明朗快活、分解能も良くしっかりと音を出す優等生タイプ。そこにもう少しの翳りというか、陰影がほしくなりました。

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2007年12月23日 (日)

今年を振り返れば・・・ その1 PS3でBlu-ray

 今年を振り返れば、まずPS3を導入してBlu-rayデビューを果たしたのが、前半の最も大きな変化でした。我が家はいまだにハイビジョン環境ではないんですが、やはりBlu-rayのパワーはすごかった。少しずつ、ソフトの方も増えていますが、Blu-rayの画質に目が慣れてくると、DVDのザラザラ加減やギザギザ加減がどうも気になってくるというのが、最近の正直なところです。我が家では「Mi:3」の緊迫感ある映像と音の迫力から始まったBlu-rayですが、「イノセンス」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「X-MAN final」「007 カジノロワイヤル」「鉄コン筋クリート」と画質、音質共に魅力溢れる作品も続きました。最近ではこうした高画質の方が当たり前で、DVDには不満ばかりが出てくるのも人間の悲しさですかねぇ。

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2007年12月16日 (日)

今年最高の高画質! 米盤「鉄コン筋クリート」Blu-ray

 

 日本版の「鉄コン筋クリート」の紹介は以前しましたが、あのときはDVDでした。もともとはBlu-ray盤の発売もアナウンスされていたのですが、実際にはDVD盤のみの発売となりました。すっかりBlu-ray盤は出ないものとあきらめていたんです。しかし、しかし、Blu-ray盤は北米では発売になっているようです。DVDはリージョンコードの関係があって、北米用ディスクを日本のプレーヤーで見るには制限があったのですが、Blu-rayでは日本は北米とは同じ仲間になりましたから、我が家のPS3でももちろん見ることができます。私は英語ができないので、日本語字幕のない映画は困るんですが、「鉄コン筋クリート」ならその心配もありません。このBlu-ray盤の「鉄コン筋クリート」はオークションに出品されていたのですが、DVD盤も特に高画質というわけではありませんでしたから、話の種にと買ってみたのでした。

 「鉄コン筋クリート」は従来のセルアニメとはまったく異なる独特のタッチを駆使したアニメとなっています。都会化する現代に、ぽつんと取り残されたように存在する「宝町」。木造の古い家が密集し、裏通りには飲み屋やストリップ劇場、パチンコ屋が派手なネオンをちらつかせているだけの、廃れゆく町。この町で両親のいない2人の少年クロとシロは、暴力と、したたかさを武器に生きのびてきた。壊れた自動車を住みかにし、万引きやかつ上げでその日の生計を立てる2人。ある日この町にあるヤクザが戻ってくるところから話は始まります。ヤクザ達は町を地上げし、そこに「子供の国」を作って新たなビジネスにしようと企んでいる。ヤクザの強引なやり口に戦いを挑むクロとシロ。というのが、この物語。2人が暮らすこの「宝町」は、町としてはもう行くところまで行ってしまい、一つの時代の終わりと共に終焉を迎えようとしている、いわば腐りかけた町です。いずれ都会に飲み込まれるしかない下町。「鉄コン筋クリート」は背景となるこの町を薄っぺらい紙のように描くことで、それを表しています。ビルも人も、みんな薄っぺらい。紙芝居の絵を見ているような町。DVD盤の印象はまさにそうでした。

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2007年12月 9日 (日)

どろろ

 手塚治虫さんの名作マンガを実写かしたのがこの「どろろ」ですね。配役には今人気絶頂かつ交際が噂されている妻夫木君と柴崎さんを組み合わせて、話題性も抜群。当然お金もかかっていますねぇ。

 画質は全体にカラッとした画調で、乾いたテイスト。銀残しのフィルムで、意識して色彩感を抑えているのが分かります。舞台は貧困と飢えに苦しむささくれた世界ですから、それはよく現れていますね。ロケの舞台がオーストラリアということですが、オーストラリアの乾いた感じとその他の撮影との整合性を合わせるのにも役立っているのかもしれません。音の方もどちらかというと細かい音や緻密さで効かせるのではなくて、鋭い力強いはっきりとした音で作られている感じがしました。SFXを駆使していることも話題の一つですが、強い音でアクション性を際だたせているようです。映像は3~7Mbps、音のは方はDTSで1.5Mbpsの転送レートでした。

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2007年12月 6日 (木)

デノンのAH-C700にしてみました

 前置きが長くなりましたが、たまたまデノンのAH-C700がオークションに登場。

ネットで調べた価格としては1万2千円くらいが販売価格の相場のようでした。オークションでは8000円程度ですね。オーディオテクニカのATH-CK9はもう少し高くて、オークションでも一万円くらい。ER-6はオークションではなかなか見つからなくて、ネット相場も12000円くらいでした。日常使うものなので、あまり待っていてもしょうがないし、こうしたものも何かの縁ということで、オークションで見つけたデノンのAH-C700を落札しました。

 AH-C700は耳栓タイプのカナル式といわれる形式ですが、耳の外側に来る方にも円錐形に長く飛び出ているのが特徴でしょうか。円錐形の頂点は穴が空いていて、ここから空気が少し抜ける形になっています。これをアコースティックオプティマイザー構造とかいって、音の出方のバランスが取れるんだとデノンはいっているようです。まあ、細かいことはよく変わりません。他のカナル式のヘッドフォンから比べるとちょっと大きいかなぁというのがむしろ素直な感想ですね。付けた感じとしては、耳の形の個人差があるので、あくまで感想なんですが、Mだとちょっと大きくて、とSだとちょっと小さい。細かくいうと、左はMで良しなんですが、右が少し合わないんですよねぇ。右の耳がちょっと小さいようで。といっていてもはじまらないし、実際使いながら選んでいこうと思います。

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ヘッドフォンが壊れてしまいました

 私はバス通勤をしていて、朝夕とバス待ちの時間があったりします。

で、その間をiPodで埋める習慣がついてしまいました。最近はどこに行くにもiPodを持ち歩く状態。

iPodはもちろん、そのままで音を聞くことはできません。iPodを使うためにはヘッドフォンがいる。うちはAKGのK26Pというヘッドフォンに長くお世話になりました。

なぜこれを選んだかというと、ポイントはあまり高価でないこと。

なんせ毎日外に持ち歩きますから、消耗品といってもいいわけですから。実際耳当ての部分のパッドを左右1回ずつ交換しました。一度は取れてなくなって、もう一度は擦れてボロボロになってしまったので。

あとはもちろん音がそこそこよいこと。ヘットフォンもお金を出せばピンキリなのは知っているんですが、そこはそこそこ。音もそこそこでと。

もうひとつ当時のカナル式がもうひとつ耳にしっくりこなかった。ヘッドフォン生活にも慣れていなかったので、まあ、オーソドックスなタイプを選んだわけです。

このK26Pはネットでは低域がやや強調されているということですが、実際にはむしろ高域が伸びていないというか、冴えていないというのが私の感想でした。iPodの設定を変えて、でも、iPodで高域を伸ばすような設定に変更すれば、とってもバランスのよい音になりました。高域も、低域も伸びきっているかというと、もちろんそういうわけには行きませんが、これはiPodの転送時にもビットレートも落としているので、K26Pのせいばかりではありません。私としてはバランスとしてはこれで十分で、とても気に入って使ってきました。

 ・・・が、やっぱりこれも消耗品ですから、耳のパッド以外にも次第に壊れ始めて、とうとう、写真のようにツーピースになってしまいました。もう、こうなれば仕方がないので、新しいヘッドフォンを買わねばなりません。

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2007年12月 2日 (日)

大阪ハイエンドショウ 2007 最後のトリはエベレストDD66000

 長く書いてきましたが、最後はやっぱりエベレストDD66000。こちらも2回聴きました。最初はアキュフェーズのブース。そして、本当に最後の最後で輸入元のハーマンさんが企画したイベントで、大阪ハイエンドショウもこれが締めくくりとなりました。

 去年のアキュフェーズも同じDD66000でしたが、去年の音はひどかった。アキュフェーズもこのスピーカーを選んで苦労ししているんじゃないかと書きました。しかし、さすがに1年。このところDD66000はあちこちで見かけるようになってきましたが、どこもそれなりの音がしている気がします。みんなこのスピーカーの鳴らし形がわかってきたと言うんでしょうか、スピーカーがようやくこなれてきたんでしょうか。今年のアキュフェーズプースも本当によい音で、去年との差にビックリしました。一聴して、低域から高域までフラットな音の出方で気持ちよかった。我が家もパイオニアのAVアンプの自動調整機能で、ほぼフラットなバランスに合わせているんですが、アキュフェーズブースの音もそれに近いことがすぐに分かりました。もちろん、音のスピード感や充実感、いろんな面でDD66000は上ですが、バランスはとても近い。DD66000は低域のコントロールができないと、ブヨブヨの豊かすぎる低音にのまれてしまう感じがするんですが、今年はビシッと締まった低音が決まっていてとても気持ちよかった。やや高域が明るい感じもありますが、それが音の見通しの良さ、分解能の良さにもつながります。ジャズ、ロック、ポップス、ボーカルと言うことなし。全体としてはややモニター調ですが、DD66000は単にきれいな音で鳴らないところが良いところで、音楽が無機質にならず、何か生き物のような生っぽさを持っているんですね。音のバランスの良さとこのDD66000の特徴が見事にマッチしているというんでしょうか。こうして鳴らせればベストと言ってもいいくらい。聴く人によってはややドンジャリ系の音に聞こえるかもしれませんが、周波数特性がフラットだと高域がちょっと華やかな感じに聞こえるんですね。その特徴が出ているんだと思いました。もともと素直な伸びのする高域なので、個人的には気になることもありませんが、クラシック系の人には少し高域を落とせば、品も出て来るでしょう。また、鳴ら方としては部屋の関係でスピーカー間の距離がどうしても狭いことが少し残念なところ。このスピーカー自体が幅広なんですが、中域は中央のホーンから出ているせいか、やはり距離がとれないと、音が中央にこぢんまりとまとまる傾向があるようです。ジャズではそれでも良いんですが、クラシックならがんばって左右を広げるというのがセッティングのコツなのかもしれません。駆動系としては低域がA-60、中高域がA-45で、チャンネルデバイダーのDF-45を介してマルチ駆動されていました。プレーヤーは今年一押しのDP-700。DG-38もラックにありましたから、最後に「使ってますよね」と確認したところ、「使ってます」との返事でした。昨年は「入ってるんですか?」と心配したところ、「入れてません」と言われたんですが、部屋の環境もありますから、使って正解だと思います。(年末発売予定のDG-48は展示だけでした。これも残念。)

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2007年12月 1日 (土)

大阪ハイエンドショウ 2007  その他いろいろ

 大阪ハイエンドショウシリーズももうちょっと。最後を前にチラチラと見て回ったお部屋も紹介しておきます。こちらはジャーマンフェジックのHRS-120。今年はエンクロージャーに新しくカーボンを採用したようで、見た目も以前よりちょっと軽やかというか、適度にカジュアルな印象になりました。このスピーカーは360度の完全無指向性が特徴ですから、音が360度、すべての方向に出ていることになりますが、実際に聴くと、そんなことを意識せずにけっこう普通に聞こえるからまた不思議。音像はちゃんとセンター定位するし、すごく音が引っ込むかと思えばこれも適度で、楽器や演奏が遠すぎるということもない。そのくせ空間がいやらしさのない音で満たされる感じがある優しいスピーカー。なんですが、これは以前ダイナ555で聴いたときの話し。今回は本当に部屋が狭くて、逆にこのスピーカーの良さが全く生きなかったのではないかと思いました。細長のホテルのワンルームですから、スピーカー間の距離が2メートルくらいで、左右はすぐに壁ですから、音が広がるより反射し過ぎちゃうんじゃないでしょうか。逆にいうと、このスピーカーは音が解き放たれるような空間があった方がよいのかもしれません。この会場では漠然と音がしているだけで、ちっとも良さが出てなかった。カーボンの軽やかさを体験したかったのに、残念。

 こちらはより目のスピーカー。写真では分かりづらいでしょうか。ツィーターがちょっと内側によってるんですよね。珍しい配置です。

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