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2007年12月30日 (日)

今年の我が家のナンバーワンディスクは・・・ 音楽編

 年末年始の「今年を振り返るシリーズ」ですが、たぶん今年の更新はこれが最後でしょうね。ということで、今年我が家でよく聴いたディスク、よく見たディスクをご紹介したいと思います。

 なんて、思ったんですが実はよく聴いたディスクをいろいろ考えると去年ほどパッと思いつくものがないんです。確かに今年はよく聴きました。いいディスクもたくさんありました。今年は話題の高音質ディスクと言われるものをたくさん聴きました。だから、当然どれも満足度は高かった。しかし、では「これぞっ」というディスクを上げるとなるとなかなか上がらない。我が家は基本的に1ヶ月でローテーション交代となりますが、お気に入りディスクはこのローテーションを超えて、試聴コーナーに残り続けるのですが、今年はそうしたディスクがあまりなかったと思います。むしろ、いろんなディスクを次々に聴きいたという1年だったかもしれません。ということで、今年はちょっといつもと違うディスクたちを紹介したいと思います。

 その変わったディスクとなると、まず今年の前半によく聴いたのはベースが特徴的な「14 YearsAfter」。広島のASCというグループが独自に作ったディスクなんですが、小さな空間にしっかりとしたベースがドシッと座っていて、ベースの楽しさが満喫できます。ジャズ喫茶の店内での録音ですから、ときおり会場のいろいろな音がひろわれているのもライブの雰囲気があって楽しい。

 有山麻衣子さんのディスクも一時期よく聴きました。クラシックの歌い方などはよく分かりませんが、素直に透き通る歌声が、ホールの響きの中で上手くとらえられていて気持ちよかった。「14 YearsAfter」が直接音中心だったのに対して、こちらはまた別な魅力がありました。

 さらに日本人のディスクを上げるとギターとフルートの組合せで魅力的な音を聴かせてくれたのが 阿部飛鳥さんと荒谷みつるさんのデュオNachuの「雲の上はいつも青空」。こちらもとてもシンプルな録音で、音の鮮度が素晴らしかった。特にビックリしたのは阿部飛鳥さんのフルート。どうもフルートというと優しく柔らかい音というイメージだし、かわいらしい曲に出てくるものという印象だったのですが、このディスクはそのイメージを変えました。阿部飛鳥さんのフルートは力強くて太かった。口元に加わる息の荒さや指の動きの激しさ。アップテンポになるとその一瞬一瞬の切り替えまで目の前で見ているかのようなリアルな描写が圧巻でした。

 同じフルートでも柔らかく深く、美しいアンサンブルに感動したのはLYNXさんのディスク。わずか4本のフルートで、こんなに多彩な表現ができるのかとビックリしました。音色も豊かですし、音のコントラストがしっかりしているから、4本でもその表現力を失わない。繊細さと、雄大さの両方が出てこそこのディスクの魅力が感じられる気がします。

  

 気がつくと全て日本の方のディスクですね。それと実はジャズが少ない。本当に今年は珍しい。もう一枚上げるディスクもジャズじゃありません。思い起こすと今年最も我が家の試聴コーナーに居座り続けたディスクはこれでした。Mr.Childrenの「HOME」。録音は決してよくありません。レンジも狭いし、桜井さんの声も荒いし、バックの演奏も固まっている。しかし、そうしたマイナスポイントがあっても、ミスチルの曲は素晴らしかった。何度も、何度も聴きました。1ヶ月を超えてもずっと居座り続けて、3ヶ月ほどに達しました。この「HOME」は日本中で大ヒットディスクでしたね。オリコンでも年間ディスク大賞に選ばれていますし。いまさら、どうこういうものでもありません。ということで、「音楽・道楽」でも今年一番聴いたディスクとなれば、「HOME」が一番ということになったのでした。

 映像の方も今年は盛りだくさんでした。Blu-rayの登場も話題。我が家も今年は買うのはBlu-rayばかり。DVDで買ったのはBlu-rayでは出ないと分かったものだけという具合。それでも今年は10枚を超えました。特に後半は話題のボックスセットも目白押し。ということで、映像のナンバーワンを上げるとすれば、こちらも文句なしで「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」。今やストーリーを説明する必要もありません。クラーケンに飲み込まれたジャック・スパロウ船長を助けに世界の果てに向かうエリザベスとウィリアム。世界を覆い尽くそうとする東インド会社の脅威。そこで繰り広げられる取引に次ぐ取引き。裏切り裏切られの複雑な人間関係の中、とうとう海賊たちと英国海軍による嵐の中の怒濤の大海戦が始まる。もう全編が飛んで、はじけて、走りっぱなしの169分。全てがてんこ盛りで、何を考える間もなく、圧倒されるままに終わるという素晴らしい体験ができました。本当にこれはすごい。やっぱりBlu-rayの華やかな映像と派手なサラウンドを体験しなければもったいない。それにはこれ以上ふさわしいディスクはないでしょう。

 ということで、我が家の今年のディスクはMr.Childrenの「HOME」と「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」でした。

  

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コメント

有山さんのCDは本当にクラシックの歌い方が嫌いな人向けだと思います。と言っても舞台ではクラシック同様にマイクを使わないで歌っています。それを忠実に録音するというのは、本当に至難の業だと思うのです。

投稿 trefoglinefan | 2008年1月 4日 (金) 22時59分

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