新プレーヤーの話
DU-7と分かれることになったのはレクストのDACを聴いたのと、次世代ディスクがBlu-rayへの一本化が決まり、いよいよ本格的な次世代時代に突入してきたと感じたことが大きな理由です。去年の動向を見ると次世代ディスクの高画質・高音質可が注目を集める一方で、オーディオ業界ではCD回帰というか、CD規格でもまだ行けるという製品がたくさん出てきました。CDのサンプリング周波数は44.1kHzで、人間の耳に対して必要十分な規格設定となっています。しかし、技術も進みましたし、実際に必要以上の音で録音されるSACDの音は確かに良いわけです。それで最近はこぞって44.1kHzのサンプリングレートをデジタル技術で持ち上げる高音質化が取り入れられてきました。それが去年は44.1kHzを持ち上げるよりも、その音を出し切った方が良いんじゃないかということなんでしょうか、CD規格のままで高音質化を目指すという製品がドンドンできた。レクストのDACもまさにそれ。ネットで人気の高いソウルノートのDAC、CDプレーヤーもそう。SACDを持たず、CDオンリーで行こうという製品です。Simple is Best。Blu-rayとは全く逆の波が一方では起こっていたわけです。
Simple is Bestはさらにステレオ再生への回帰にも現れています。マルチチャンネルによるサラウンド再生がなかなか伸び悩んでいるわけですが、それならもう2チャンネルでいいじゃないかというように高級SACDプレーヤーの2チャンネル優位がはっきりしてきました。マルチ否定派がオーディオの世界には多いのは知っていますが、本当にマルチチャンネル再生できる製品が無くなってきましたように思います。SACDは対応しても、マルチはいらないという方向性が定まりつつあります。
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