SACDマルチはどうなっちゃうんでしょう
お正月は浅草以外にも、もちろん秋葉原にもよってきました。
去年の後半、カメラにもはまってしまって、オーディオ・ビジュアル的にはちょっとお休み中の我が家です。まぁ、お休みの理由はカメラだけではなくて、プレーヤーとして ESOTERICのX-03 を入れ、ケーブル、セッティングなどの吟味しなおして、ある意味で一つの安定期に入ったなと思えたこともあります。不満はない話わけではないんですが、全体の音のバランス、まとまり感がとってもよくなった。これをうかつにいじりたくないというのがありますね。
それと、もう一つ大きなところにSACDは今後どうなっちゃうんだろう、という気持ちがあるからです。X-03の導入に踏み切ったのはSACDマルチが再生できるプレーヤーがどんどん減少してきていることが大きな要因でした。今のうちに買わないと高音質なSACDマルチが聴けなくなってしまうのではないか。それがさらに1年すすみ、今年発売された高級機はほぼ全てと言っていいくらい2チャンネル専用モデルになってしまいましたね。100万円クラスのプレーヤーでもマルチ出力がない。一方、ユニバーサルプレーヤーといわれる方ではどうかというと、こちらもようやくBlu-rayが次世代ディスクの座を勝ち取ったという段階で、まだまだ移行期間にあって、SACDなどという特殊なニーズについては意識が払われていないのが実情でしょう。昨年の後半よりいよいよ始まったBlu-ray専用機の登場ですが、そのなかでSACDの再生を取り入れたものはまだありません。SACDの生みの親とも言える ソニー でさえ、最新のBlu-rayプレーヤーにはSACDは非搭載で、SACDマルチが楽しめるのは今やPS3のみという状況。しかも、最新型のPS3ではSACDそのものが削られてしまいました。その中でデノンさんがようやく 今月の末に50万円クラスのSACD対応の高級Blu-rayプレーヤー (DVD-A1U)を発売されるようです。残念ながらお正月の秋葉原ではまだお目にかかることはできませんでした。月末のようですね。そろそろ実機を見れるところもあるんでしょうか。マルチ出力はどうでしょう。
次ぎにプレーヤーがあったとして再生側はどうか。SACDマルチを受け取るにはアンプにはアナログのマルチ入力を持っている必要がある。この点に絞ればアンプ側をなんとか対応できそうなんですが、そのためにはケーブルも5本いる。我が家も以前はそうでした。でも、5本ともに高級ケーブルを使える状況になく、メインの2本はそれなりのケーブルでしたが、サラウンド用の4本は格下のものを使わざるをえなかった。この辺がちょっとすっきりしないんですが、プレーヤー側さえクリアしてくれれば、なんとか・・・。しかし、我が家の事情はもう一つ複雑で、SACDマルチは今やアナログをやめて、iリンクに移行したわけです。X-03をSACDマルチで使い続けるためにはアンプにもiリンクが必要。そうすると選べるアンプの数は極端に少なくなるんですね。現状では Pioneerに最高級機LX90 しかありません。デノン派の方は幸いにもデノンリンクが生きていて、最高級プレーヤーをお使いの方でもスムーズに移行できるんですけどね。その意味でデノンは再生に関してトータルに導入することのできる唯一のメーカーとも言えます。
こうした現状を考えるとSACDマルチをしっかりと聞けるようになるにはHDMI出力に対応したSACDプレーヤーの登場に期待するしかないのかなと思うところです。高級プレヤーでは映像と音声を分けて出力する機能がついてきました。そうなるとアンプ側にも2つのHDMI入力を統合する機能が必要になりますね。音声専用のHDMIとなれば、せっかくのSACDも生きてくるでしょう。問題はこうした夢がいつになるのか。本当にSACDでHDMI出力を行うプレーヤーが登場してくるのか。現状はBlu-rayプレーヤーがようやく登場してきた段階。デジタル技術の進化でソース自体の高画質高音質化の恩恵は受けていますが、HDMIの品質についてはまだまだ議論が多くて、今後もどんどん改良される必要があるとも言われています。そうすると製品の成熟、SACDへの波及となるとやっぱりもう少し時間がかかりそうなんです。個人的にはESOTERICさんがHDMI端子の導入に踏み切るか、本当はiリンクとHDMIの変換器を出してくれれば・・・などと思ったりするところです。ただ、いずれにしてもそれまでSACDマルチが生き残っていてくれるだろうか。Blu-rayの普及によってサラウンド環境が広がってくれれば、音楽もマルチでというのが自然な欲求だと思うんですが、高画質のハイビジョンでさえ思うように広がらないところをみると、画質音質への要求はやっぱり一部のマニアのものなのかなぁ。
秋葉原をめぐっても、なかなかこうした疑問に答えのでない今年の冬でした。
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コメント
ノイボックス(5.1c→4ch装置)ってご存知でしたか?
studioksというブログ(現在はパート26)の12/14
(一番下あたり)に出てるんですが、
サラウンドのアナログ出力の内、フロント LRと
センターをフロントLRにミックスする変換機で、
これがあるとセンター スピーカー無しで
サラウンドが楽しめるというのです。
つまり、リア(後方)LR用に、スピーカー1ペアと
ボ リューム付きアンプがあれば、今のステレオを
そのまま生かしてサラウンドができるのだとか
投稿: amaqui | 2009年12月18日 (金) 15時38分
はじめまして。
ノイボックスというのは知りませんでした。
最近とんと情報にうとくなってますね。
(;^_^A アセアセ…
技術はどんどん進んでるんですよね。
投稿: 駅長 | 2009年12月18日 (金) 18時52分