マクロって難しい その2
いやいや、言うは安し、行うは難し。こうして理屈はわかりました。何度も何度も失敗してますから。風のない日だと思っても、小さな花にとっては空気の流れがすでに風なんです。人間には無風じゃんと思えても、そうじゃない。三脚だって立てられる環境ならともかく、お散歩フォトグラファーのように町歩き中心では案外難しい。週末で広い公園に出かけられるときは三脚を持って行けますが、普段はカメラ手持ちでの撮影にならざるをえませんね。
では、手持ち状態ではどうするかということなんですが、前回の話通り、まず風のない日か風のない場所でないとダメだというのは、もう仕方がありません。こればっかりは神さまにお願いするしかないんですよね。風のない日。カメラを構える。すると、やっぱりどうしたって揺れます。人間ですから。この時にまずピントを合わせるにはオートフォーカス機能(AF)を切ってマニュアルフォーカス(MF)に変えます。ある程度オートであわせて、マニュアルに切り替えてもかまいません。これでおおよそピントの感じ、どこに合わせるかを決めていきます。で、ピントを合わせても身体が揺れたり、花が揺れたりしてますから、実際はすぐにピントはずれてしまいます。大事なのはシャッターを切ったときにピントが合っているかどうかですね。
まず呼吸を整えて、落ち着いて、狙いを定めます。止まろうとしても人間は止まれません。そうなんだと割り切ってしまえば、あとは身体の揺れを意識しつつ、ピントが合うように身体の方をズラしていくんですね。止まろうとするんじゃなくて、身体をピントの位置に合わせようとする。人間というのはおもしろいもので、止まろうとコントロールするよりはその位置に動こうとする方がコントロール出来るんです。もちろん、これも微妙です。ちょっとの揺れでピントがはずれるんですから、かすかな揺れで狙いをつけていくわけです。それで、ピントの合う位置に身体垣田と思ったら、優しくシャッターを押す。「優しく」というのがこれまた肝心で、こうして緊張して狙ってますからついついシャッターを押す指に力が入るんです。すると、その力に押されてカメラがちょっと揺れる。下に押されるわけですよね。だから、「キターーッ」と思って強く押すとぶれる。気持ちをおつけて、ピントがあったときにも優しくシャッターを切る。あとはこの繰り返し。
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そんな私の撮影タイムは朝なんです。私はバス通勤ですので、バスから降りて始業までに15分~20分の合間があります。この時間が毎朝の撮影タイム。なんで、こんな時間にと思うでしょうけど、10月後半から1月くらいまでは仕事が終わる頃にはすっかり日も沈んで、暗くなりますから、なかなか撮影なんかできない。夜景好きの人は、これからが撮影タイムなんでしょうけど、私の田舎町は夜景がきれいな町というわけでもないですし、夜景をちゃんと撮るには三脚も用意する必要があるので仕事帰りに一枚という雰囲気じゃないんですよね。かといって、週末を待つのもつまらない。なんか、カメラを抱えてウロウロしたいんです。そうすると写真の撮れる日射しがある朝が撮影タイムとなるんです。



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