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2009年5月 6日 (水)

コンデジの話 その2

前回はデジタル一眼レフとコンパクトデジカメ(コンデジ)ではセンサーサイズが、

全然違うんだということを書きした。

そのために、画質にも写り方にも違うが生まれる。

これが望遠にしても連射にしても大きく影響しています。

望遠を得意としているのは実はコンデジ。

望遠写真を撮るにはレンズとセンサーの距離を離していく必要があるからです。

コンデジはカメラ機能全体にサイズが小さいわけですから、

実際には離す距離が小さくても、相対的には大きく離れた関係を作りやすい。

一眼レフは逆に望遠距離を稼ごうと思えば、

レンズそのものが長く大きくならざるを得ない。

一眼レフの望遠は日常的なサイズのレンズで12倍程度。

焦点距離では200mmからせいぜい400mmぐらいです。

それ以上を求める場合は、三脚を立てて使うような大型のレンズになってしまいます。

それに対してコンデジは、薄型タイプのコンパクトサイズではさすがに難しいんですが、

最近続々登場している大型の高級タイプとなると、

焦点距離で500㎜を超えるのも出てきました。

コンデジといっても大きさは小型の一眼レフと変わらないくらいになっていますが、

レンズサイズも含めてのことなので、そう思えばだいぶ小さい。

コンデジなら薄型タイプでも、焦点距離200mm近くまでなら結構あるんです。

一般に500㎜越えのレンズとなれば、野鳥を撮るか、航空機などの近くに寄れないもの、

あとはプロのスポーツ競技用というものになりますから、普通の家庭では十分過ぎるでしょう。

ただし、問題がないわけでもありません。

コンデジはセンサーもレンズも小さい。距離を離せば光量も落ちてきます。

だから、きれいに写すのも大変。

ズームしても画質の劣化がないとされるのは光学ズームを使った場合です。

それに対してデジタルズームというソフト的な操作で拡大するズームがあります。

本来読み取った写真の一部を切り取って、それを写真サイズに引き延ばすことで、

あたかも望遠写真を撮ったかのように見せる技術です。

実は引き延ばししているのですから、当然画質は落ちますね。

しかし、先ほどの大型コンデジは光学ズームとデジタルズームを組み合わせることで、

なんと1000mmの焦点距離を稼ぐなんてのもありますから、

これが一眼レフなら超特大の望遠レンズが必要ということになってしまいます。

野鳥派の人ではこうしたことからわざとコンデジに特殊レンズを組み合わせて

遠くの鳥を撮影しているという方もいるんです。

次ぎに連写。一般的には連写機能は一眼レフが優れています。

なぜなら、連写するためのシャッターにお金がかけてあるからです。

シャッタースピードも速いし、写真の転送、記録も早い。

しかし、これも最近はそれを上回るコンデジが登場してきました。

これもデジタル技術あればこそです。

コンデジは画像その物の容量が小さいですから、その分内部メモリーの消費が小さい。

機械的にシャッターを切る一眼レフではなくて、

デジタル技術でシャッターを切り、それをメモリーに保存していくことで、

一眼レフを超える連写を実現しています。

最近はむしろ画像の録画を先に行っていれば、

あとからシャッターを切っても、シャッターを切る前からの画像が保存ができるという、ちょっとびっくりな裏技機能をつけた機種も登場しているくらいです。

こうした機能で、高級タイプのコンデジなら秒間に5~10枚連写は当たり前で(一眼レフでは秒間3枚程度。高級機で6枚くらい)、中には60枚連写などというとんでもないものも登場しているのでした。

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